なんか……その笑顔好きだなぁ…… 「小学校の頃から目ぇ付けてた女が今ここにいるんだ」 あたしの頬を大きな手で包み込む。 あたしを愛しそうに見つめる瞳はとても優しい。 「ぜってぇ離さねぇからな……♪」 「…………っ」 不覚にも見とれてしまった。 なんかコイツのペースに巻き込まれてしまってる。 「阿久津さんっ」 その時、誰かがアクマの名を呼んだ。 みると、屋上にいた時に見かけた不良達が、大急ぎでこちらに向かってくる姿があった。