「「「…………」」」 明らかに男達が怯え始めた。 それもそのはず。 アクマから漂ってくる怒りのオーラは半端ない。 「阿久津くん……」 あたしも一緒になって震えていた。 今なら、あの睨みで逝ける気がする…… 「てめぇ……誰の許可得て人の女拉致ってんだ……ぁあ゛」 「え?人の女?」 それ、誰の事? 「……こっちは5人だ。いくら阿久津でも敵わねえだろ……行け、袋だ」 あたしの顎を捉えていたさっきの男がそう声を張り上げる。