油断した隙に腕を捕まれる。 仲間らしき人が数人集まって来た。 「ちょっと付き合ってもらうぜ」 そう言うと、男はあたしを路地裏に連れて行こうとする。 何だか物凄く雲行きが怪しい‼ 「……ゃだやだやだ、離して……よ」 ーードカッ 「いてぇ」 とりあえず出した蹴りが見事に男にヒットした。 体勢を崩してあたしを掴む力が緩む。 その隙をつき一気に腕を引き抜くと、今度は全速力で走りだした。