翌日、今度は普通に作った弁当を持って登校した。


もちろんアクマと一緒に。




教室に入った瞬間、あの愛しい姿が目に入る。





「高瀬さーん♪」


「清野くんっ」




あぁ……癒される♪


このヒョロヒョロ感♪




反射的に繋いでいた手を振りほどく。




「……っ!?」



アクマは驚いた顔をしたけど、そんな事はお構い無しだ。


今は清野君しか目に入らない。




「午後の授業で使うプリントがあるんですが、綴るのお手伝いお願い出来ます?」