しかし、予想に反してアクマは何も言わない。




それどころか、一口。


また一口と食べ進めて行く。




最終的には…………全て平らげてしまった。




そして一言。


「……っっ……、美味かったっ……」






嘘だぁー。


顔が引きつってる。



目にはちょっとだけ涙が浮かんでるし、顔色が悪い。




自分がやったことなのに、なんか可哀想になってきた。



「む、無理しなくていいよ……」