看護婦から聞いたこと。 恨みたくなるほどに呪われた家を 貴方は笑うのだろう。仕方無い、と。 ボフッ 雪が積もった道。歩くと膝まで来る白が、何故だか憎くて。 私は八つ当たりかのような歩きで病院にはいる。 貴方はずっと、側にいてくれた…───。