「ありがとう」


そう言って茉莉の腕を頬に当てる。



「ちょっ、お前…!!」


そう言ってから、カッカと頬はピンク色に染まった。



「ふ………ぇ」



涙が溢れた…



私を支配する病魔達が、私を蝕む時を


また感じてしまった。もう短い命。もう堪えられない恐怖。



私は……
どうなるのだろうか。