『あ、ごめん。西山さんにシャーペン借りてるの忘れてて、後つけてきたわけじゃないんだけど…あの、』




『プッ、はは!寒かったでしょ?そんなの明日で良かったのに。お母さん紅茶あったよね?』






そう言って桜月くんを自分の部屋に行かせた。





『あの、西山さん、』






『あ、紅茶嫌いだった?』





『や、そうじゃないよ。けど、悪いよ。』





『途中まで送るよ。とりあえず体あっためて?』





『あ、うん、』






私は紅茶を飲みながら、片耳にイヤホンをつけた。