あの日…~長月先生side~

『篠原!どうしたんか?…体調悪いか?』



俺はそう話しかけた。





すると、








彼女は顔を上げ、






『…せんせぇ‥手がかゆい‥』




と言った。




俺が彼女の手見ると、





ほんのり赤くなっていた。