あの日…~長月先生side~

『まぁ~さっさ弁当食べてきな!』




俺は彼女にそう言って、近くのベンチに座った。




『愛華~遅いよ!早く弁当食べよっ♪』




そう言って女子生徒が彼女を連れ去る。






手を引っ張られる彼女を見ると、





彼女は一度振りかえって俺を見た。




俺と彼女は、




ほんの少し目が合ったんだ…