あの日…~長月先生side~

すると、




彼女は登ってきた。





『もうちょっとだ!頑張れ!』







俺が差し伸べた手…






彼女も手を乗せる…






俺は手を握って引っ張る。





岩を登った。





『先生…ありがとう♪』





彼女が言った。






『おう!…さっ、行くぞ!』





俺はそう言って手を離した。