あの日…~長月先生side~

俺の後ろに座っている女子生徒から話しかけられる。






『先生~どのくらいで着く?』




そう言われた。




『あと…1時間くらいかな?』



俺はそう言って後ろを向いた。





…すると、





その生徒の横には、





あの女子生徒が乗っていた。







このバスに乗ってるクラスは俺のクラスと藤谷先生のクラスの生徒だけ。





彼女は俺のクラスじゃない…





…と言うことは、






藤谷先生のクラス。