「いらっしゃい、いらっしゃい
うちの妖精はみんな良い能力もってるよ~」

「は~い、ただいまエルフ 
続々入荷中だよ~」

ここは妖精市場。

普通の羽がある妖精もいれば、

エルフなどの森の妖精もいる。

しかし、それとは別に妖精は、3つのタイプがある。

1つは、愛玩用。
能力は別として、見た目で決まる。
手のひらサイズから人間並みの大きさのものまで
幅が広い。
子供に 人気がある。

1つは、労働用。
仕事を手伝わせるもの。
一番このタイプが多い。

そしてもう1つは、戦闘用。
滅多にいず、高く売れる。
だが、脱走のため 主人を殺して逃げる者もいるので
そこは 覚悟しなければならない。
サイズは 人間と近い。

そう、この世界では、妖精が住み、
人間が妖精を狩り、売る。

「お、お嬢ちゃん。
お母さんは? いまどき妖精をもっていないなんて
珍しいね~。

うちの妖精 買って行かないかい?」