ハピネス

「な、なんであんな所にネコがいるの……!?」


「恐らく自分で登って、自分で降りられなくなっちゃった…ってパターンだわね。私がさっき天祢を教室に呼びに行く前からいたわよ」


「ハァ!?だったらすぐ助けてあげれば良かったじゃない!!天使なんだから、あれ位の高さ楽勝でしょう!?」


私はリリアの背中から生えている2枚の真っ白な羽を見ながら叫んだ。


リリアだったらその羽で空飛んで、木の上のネコを助ける位簡単だろうに――――…なんでほっといて、私の所まで来たの!?


「まぁ……確かに天祢の言う事は、間違ってないんだけど……」