そんな、そんな、そんな事あるワケ無い!きっと私は都合のいい夢を見ているんだ!!


それかクラスメイトとしてでしょう!?とも思ったけど、たった今“恋愛対象”として好きだと言われたばかり。


「比嘉君、何言って……!//////」


彼は茹でダコモードでパニックに陥る私に、ちっちゃく笑った。


キュン…いやいや私、今はキュンじゃないぞっ!


「お前覚えてるか?1年生の時早乙女が体育のフリースローテストに手こずって、オレが教えてやったの」


懐かしそうに質問され、脳内にあの日の記憶が蘇る。


「おっ、覚えてるよ…当たり前じゃない」