私は目覚めてからきちんと検査を受けて『大丈夫』と言われてるんだから、耳や頭には異常は無かったハズ。


でも……言われた言葉が到底信じられなくって、無意識に“もう1回言って”オーラを放ちまくっていた。


「――早乙女。オレはお前が好きだ。友達としてじゃなく、恋愛対象として」


「………っ!?」


改めてとても真剣に気持ちを伝えられて、危うくベッドから落ちそうになる。


ここに来てようやく自分が彼に何て言われたのか全部理解し終わり、一気に顔に熱が集まり出した。


「なっ…なななな!?//////」


比、比嘉君が私を好き……っ!?