ハピネス

「もしかしたら本当に、2人共天使に会った経験があるのかもしれない。人って目に見えるものだけを信じがちだけど、オレはどちらも信じたいよ龍汰」


「随分大人びた事を言うな、士源」


「まぁね。お前も頭と心の整理がついたら、朝日のジンクスがガチで本当の事なのか自分で判断すればいいさ」


ポンポンと頭を撫でられて、昔を思い出す。


昔はよく父さんに頭を撫でて貰ったけど、いつから無くなったんだろう。


少なくとも巴が生まれてからは、記憶にねぇや……


「とりあえず弁当食べようぜ。午後の授業中腹の音響かせたくないだろう」


「ああ」