「このシスコン」と千熊君に続けられ、比嘉君はムッと眉間にシワを寄せた。
「だからオレシスコンじゃねぇって。何度同じ事言わせんだよ士源」
「いやシスコンだから。早乙女さんの事巴ちゃんより先に怒ったり、惟万理もシスコン言ってたからな?」
「あーーもう……だから必要以上に巴の事知り合いに知られるの、嫌だったんだよ」
ワシャワシャと自分の髪の毛を掻き乱して腕を組み、次は天井を見上げる比嘉君。
ハァーーー…と大きなため息をつき、話し出した。
「分かった……もう落ち込むのはやめる」
「そうだそうだ。その方がいいぞ、龍汰」
「だからオレシスコンじゃねぇって。何度同じ事言わせんだよ士源」
「いやシスコンだから。早乙女さんの事巴ちゃんより先に怒ったり、惟万理もシスコン言ってたからな?」
「あーーもう……だから必要以上に巴の事知り合いに知られるの、嫌だったんだよ」
ワシャワシャと自分の髪の毛を掻き乱して腕を組み、次は天井を見上げる比嘉君。
ハァーーー…と大きなため息をつき、話し出した。
「分かった……もう落ち込むのはやめる」
「そうだそうだ。その方がいいぞ、龍汰」



