巴ちゃんが持っていたのは、大体ティッシュボックスの半分位の大きさの箱。
淡いピンク色の箱には銀色の天使の羽の飾りが所々についており、大分可愛らしい装いだった。
「うん、コレオルゴールだよ!パパとママが巴の為に買ってくれたんだ~~~♪」
パカッとフタが開いた瞬間、美しい音色が病室内に流れ出した。
アレ…?この曲ってもしかして……
「ねぇ比嘉君、この曲………」
「ああ分かった?早乙女、先月の演奏会でこの曲弾いてくれたよな」
やっぱり…これ今吹奏楽部が7月生まれの生徒のプチバースデー演奏会の為に練習している曲だ。
淡いピンク色の箱には銀色の天使の羽の飾りが所々についており、大分可愛らしい装いだった。
「うん、コレオルゴールだよ!パパとママが巴の為に買ってくれたんだ~~~♪」
パカッとフタが開いた瞬間、美しい音色が病室内に流れ出した。
アレ…?この曲ってもしかして……
「ねぇ比嘉君、この曲………」
「ああ分かった?早乙女、先月の演奏会でこの曲弾いてくれたよな」
やっぱり…これ今吹奏楽部が7月生まれの生徒のプチバースデー演奏会の為に練習している曲だ。



