ベッドを挟んだ真向かいから受ける彼の視線に首を傾げながら問いかけると、比嘉君はハッとした様に片手で口元を覆った。
「わりぃ早乙女、何でもない……」
「………?分かった」
急にどうしたんだろう、比嘉君。
気になるけれど彼自身が“何でもない”って言うなら、大丈夫なのかな?
「そうだ!天祢ちゃんと惟万理ちゃんに、巴の宝物見せてあげるね!!」
とりあえず目線を巴ちゃんに戻したら、巴ちゃんはベッド脇の棚の上に置いてあった何かを手に取る。
「コレって……もしかしてオルゴール?」
惟万理がその何かを見ながら呟いた。
「わりぃ早乙女、何でもない……」
「………?分かった」
急にどうしたんだろう、比嘉君。
気になるけれど彼自身が“何でもない”って言うなら、大丈夫なのかな?
「そうだ!天祢ちゃんと惟万理ちゃんに、巴の宝物見せてあげるね!!」
とりあえず目線を巴ちゃんに戻したら、巴ちゃんはベッド脇の棚の上に置いてあった何かを手に取る。
「コレって……もしかしてオルゴール?」
惟万理がその何かを見ながら呟いた。



