授業も終わり帰ることにした

「秋~、帰ろ!」

「ごめん、楓花用事あるから帰れない」
そういってきた秋。

「わかった」

「本当ごめん」

「大丈夫だよ」

私は1人で帰ることにした。靴を履き替え校門に向かった
校門に幼馴染みがいたことがわかった

前川風希。私の2つ上。小さい頃からモテていた
幼馴染みの私でされ近づけないくらいだった

素通りしようとしたら
「おい!」

「なに?」

「何じゃないだろ。楓花」

「ごめん。気付かなかった」

そんなわけがない。わかっていた風ちゃんが居たことくらいは。だけど風ちゃんと居るところをみられたら困ると思ったから。

「先輩、私帰りたいんだけど良いですか?」

そんなことは思ってないただ風ちゃんと一緒に帰るのをみられたらまずいとおもった

「なら、俺も帰るんだけど一緒に」

「ごめん。一緒に帰れない」

私は走って風ちゃんの前からきえた