いつの間にか恋してた

夜は眠れなかった。
朝、学校が始まる時間なのに春祐がいた。

「学校は?」

「あー。休んだ。」

「なんで?うち大丈夫やで。」

「大丈夫じゃないって顔しとる。」

「大丈夫やから、行ってきて?」

「もう、休むって連絡入れたし。」

「そっか。じゃあ、一緒におって?もう耐えれやん。」

「どうしたん?なんでも話してな?」

「夏休みぐらいに、幼なじみがなくなったん。」

「えっ?この前れーくんきとったやん。」

「もう1人おったの」

「なんか、病気やったらしくて、発作を起こして、倒れたところにトラックがきて、引かれてなくなったん。」

「そんなことがあったんや。やから、学校こやんかったん?」

「うん。その時、付き合っとったのもあって、ショックがおおきかったんやと思う。」

「そっか。行こうと思って行ったのに、いじめられたら、それは嫌やんな。ごめんな室長やのになんもしてあげられやんくて。」

「んーん。春祐のせいじゃないよ。うちが、学校行かんかったんがあかんのやから。」