いつの間にか恋してた

次の日、春祐は公園に私を呼んだ。
私は久しぶりに外に出た。とても寒かった。

「ごめんな。寒いのに外出さして。」

「全然いいんやけど、こんなに寒いとは思ってなかった。」

「あのさ、学校に来てくれやん?この前席替えして、俺美々案の隣になったんだよね。やから、話しやすいと思うし。1回でいいから来て。」

「わかった。気が向いたら行く。」

「んなら学校で待っとるでな!」
すごく喜んでいた。
そんなに喜ばんくていいのにと思った。

1週間後学校に行った。
本当に春祐の隣だった。学校が楽しいと思ったのはすごく久しぶりだった。

休み時間もずっと一緒に話していた。

春祐はモテるらしく、私は放課後女子に呼び出された。

「春祐につきまとうのやめたら?」

「めっちゃキモイよ。春祐はみんなの室長なん。独り占めしやんといてくれやん?」

「そんなん知らんし。うちは、いじめられて学校行かんくなって、毎日春祐がうちの家に来てくれとんの。
それで、隣になったから来てって言われたから行ったら、放課後呼び出されて、春祐に近寄るなって?
調子こいとんなよ。」

言い過ぎた。と自分でも思った。
でもそれからは、誰も何も言い返してこなかった。

ある意味嬉しかった。