いつの間にか恋してた

「ごめんな!」

「すぐ追いつくから!」


れーくんが見えなくなってから、

「俺、びびのこと、好きなん。」

「もし、好きな人おらんのやったら、付き合ってください」

「えっ。」

「ちょっと待って。」

「いいよ。」

なぜか、気持ちより、口が先走っていた。

「っしゃー!」

きょうくんは、ガッツポーズをした。

それから毎日電話するようになった。