「神崎組の奴等は人身売買の他に薬物、殺し、他にも多数の犯罪を犯してた。今頃はブタ箱にぶちこまれてるだろうよ」
あの後、勇気さんが手続きを済ませてくれて、取り敢えず海斗さんの家に戻った。
「ほんま腐った奴等やな」
捕まったんだ…
あ…
「お母さんは…?」
「水野あかりは危険を察したのか神崎から金を貰った後、姿を消している」
逃げたの?
やっぱり…私は道具でしかなかったんだね。
最初からいらなかったんだね。
「そうか…これで、唯ちゃんの怯える"お母さん"は消えた。これからは自由に自分の好きなことして生きていけばええ」
自由?
もう…好きでもない人に抱かれなくてもいいんだ。
