「なんだこれ」
「金や、お前が水野あかりと取引した額の倍は用意した」
「ほぉ、どっかのボンボンか?そうまでしてこの女が欲しいか?」
グイッ
「いっ」
無理矢理起こされ、さっきの行為のせいで身体中が痛む。
「あぁ、だから取引や」
何で…そこまでしてくれるの?
私なんかのために…
ふと、下に向けていた視線を大河さんに向けると目が合った。
あ…
「安心せぇ、お前は俺が買うたる。他の誰にもやらん」
そう言うといつもの優しい笑顔を見せた。
買うたるって…
「いいだろう、返してやるよ
こいつの亡骸を」
「?!」
男はナイフを私に向けてきた。
