私の居場所



「お前…」


やばい…逃げなきゃ!!


「すみません!急いでるんで!!」


そう告げて男性の腕を掴み部屋へと走った。





バタンッ


「はぁ…はぁ…」

何とか逃げ切れた。

ぎゅっ

逃げ切れたことに安心していると後ろから抱きしめられた。



「そんなに二人きりになりたかったの?嬉しいなぁ」


首に相手の息がかかる。




気持ち悪い。