「ちょっ!いいですよ!いらないです!」
「えーから!」
でもっ!確かに可愛いとは思ったけど…
「こちらの商品新作なんですよ~彼女さんにとってもお似合いですよ!」
か…彼女って!
「そっそんなんじゃっ」
「せやろ~?」
何で否定しないのよ!
店員さんの言葉に軽く返す大河さん。
何?慌ててるのは私だけ?
「こちらの商品、サファイアの宝石が埋め込まれていてとっても綺麗ですよね~こんな高価なもの買ってもらえる彼女さんが羨ましいです」
と言って私を見る店員さん。
だから彼女じゃない……って、え?!!
「サファイア?!」
サファイアってあの宝石のサファイアだよね?!
「そっそんな高価なもの貰えないです!」
「えー?もう買うてもうたしー」
買うの早っ!
大河さんはそのまま店を出てしまった。
「またお越しくださいませ」
