私の居場所



「虐待か…」


虐待?


違うよ…お母さんは役に立てなかった私を叱っただけ。



私が悪いの。



「唯ちゃん、もう家に帰んな。ここに居って」


「「はっ?!」」





海斗という男もビックリしたのか声がハモった。



「ふざけんな!ここは俺の家だ!お前のところで面倒見ろよ!!」


「俺はまだここで仕事があんねん。えーやん、俺が関西帰るまでの間だけやって」




なんか…



私を抜きに話が進んでるんだけど…