私の居場所



「へぇ?地味な顔のくせによく吠えるな。だけどな、一応この土地は俺らが仕切ってんだ。今起ころうとしてる犯罪を見過ごす訳にはいかねーんだよ。」



見過ごせないって…


「犯罪って…警察とかかなんかなの?」



そうだったら非常にまずい。



「警察?そんな大層なもんじゃねーよ。ただ俺は裏社会を仕切らなきゃいけねー。」


「う…裏社会?」


「アイツから何も聞いてねーのかよ。ったく、人に探させといてよ…とにかく水野唯、着いてこい。」




そう言って私の腕を引く。






冗談じゃないわよ!!





パシッ




私は男の腕を振り払った。