私の居場所




ダンッ


「うっ…」


お腹を蹴られ、床に尻餅をついた。


「この役立たず!!金も取れない上に大事な客も逃がして!!」



あの後、思った通りお母さんは怒ってた。



電話を切って急いで戻ったら



待っていたのは"暴力"で、今に至る。



「ゲホッゲホ…ごめんな…さい…」


激痛に耐えながら声を振り絞る。



「本当に使えない…次失敗したらただじゃおかないから」




そう言い残して、部屋を出ていった。






「はぁ…ついてない…」



これも全部あの人のせいだ…






「…っ!」



立ち上がろうとしたら、さっき蹴られたところに激痛が走った。



痛い…



でも…泣かない。





人形が泣いたらおかしいでしょ?