「ハァ…ハァ…」


つい飛び出してきてしまった…


あのままあそこに居たら…造り上げてきた人形の自分が



"壊れちゃう"




~♪




?!



着信音は






お母さんからだった。



きっと、さっきの人がお母さんに言ったのだろう。




はぁ…




覚悟を決めて




通話ボタンを押した。