私の居場所



ポンポン


「よーしよし、泣きたいだけ泣け」


背中を優しく叩きながら抱きしめられた。まるで母親が愛する子をあやすかのように。


バッ!!


「はっ離して!」


「おっと…乱暴やなぁ」


何なのよこの男!


「もう私に関わらないで!…お願い…だから」


これ以上優しくしないで…




そう言い残して、私は店を飛び出した。