「唯ちゃん、はいこれ約束のお金」


ニヤニヤしながら男は財布から4万取り出す。


「ありかとうございます」


お金を受け取り鞄にしまう。


「お母さんによろしくね」



「……はい」




私がやってることは決して許されることじゃない。



でも…やらなきゃ私はお母さんに捨てられる。




一人になるのは…怖い。