自分の居場所のため…


なんて言えるわけない。


「別に…」


私にはお母さんしかいない…。


捨てられたら私はひとりぼっちになっちゃう。



そんなの…耐えられない。





「話したないならええけど…辛い思いするんは唯ちゃん、自分やで?」



何でこの人はこんなにも私に構うんだろう。



「別に私はっ「おまたせいたしました。」




反論しようとしたら、料理を運んできた店員さんに遮られてしまった。