「?!!」
ドカッ
「ぐっ」
「何しやがる小娘!!!」
私は勢いよく壁に投げ飛ばされ背中を強く打ち付けた。
「唯ちゃん!!」
痛い‥頭がくらくらする。
でも、おかげで何とか抜け出せた。
「大丈夫か?!唯ちゃん!」
駆け寄ってきた大河さんはすごい青ざめた顔をしていた。
「だい‥じょぶ‥です。」
パサッ
「これ、着とき。もう俺から離れたらあかんで」
破かれた服からは下着が丸見えだった。
羞恥のあまり貸してくれた上着で身体を隠した。
フワッと香る大河さんの匂い。
私よりもずっと大きいジャケット。
これだけで護られてるかのようで安心する。
さっきまでの不安や恐怖が少し和らいだ気がした。
「くそが‥殺してやる‥殺してやる殺してやる殺してやる!!!!」
ビクッ
狂ったように叫び出した。
