グッ
「掴まえたぞ」
「いやっ」
私の腕をつかんだのは
白鳥組の頭だった。
恐怖で身体が動かない。
今にも殺されそうな、殺気立った瞳。
「柴咲組‥ぜってぇ許さへん。絶望を見せたるからなぁ」
低い声でそう呟いた。
いったい何する気なの?
「柴咲大河!!よぉ見とけよ!俺を怒らせたこと後悔させたるからなぁ!!!」
大河さんに聞こえるように叫んだ。
「唯ちゃん?!」
怒鳴り声に気づいた大河さんがこちらを振り向く。
「大河さっビリィィィ!!!!
え?
一瞬何が起きたのか分からなかった。
「お前の女‥目の前で抱いてやるよ。下手な真似はするなよ?したらすぐにこの女殺すぞ」
気づいた頃には服を破かれ覆い被さる白鳥組の頭が目の前に映った。
このまま私、ここで‥
いやっ‥大河さんの前で
「いやあぁぁぁぁ!!!!」
