私の居場所



綾香さんもこんな恐怖に怯えて死んでいったのかな?




今なら綾香さんの気持ちがよく分かるかもしれない。




助けを呼んでも誰も来ない。




抵抗することも許されない。





大河さんの事を想って




死んでいったのかな…






「そんなの…辛すぎるよ…」






私も覚悟を決めなきゃいけないのかな。






私が居ても邪魔にしかならない。





「私…死んじゃうの…?」




自分しか居ない






誰も居ない部屋に問いかけた







はずだった。







 







「死なへんよ。いや、絶対死なせへん」





え?




私…おかしくなってしまったのかな?




だって







大好きな人の声が聞こえた。