ドサッ 「きゃっ」 髪を放され冷たい硬い床に押し倒された。 神埼組の頭よりも若くて、ゴツくない。 大河さんと同じくらいの年齢だと思う。 でも…全然違う。 顔は笑ってるのに…瞳はとても冷たくて… 抵抗でもすればすぐにでも殺されそう 「っ…」 震えが止まらない。 いっそのこと死んでしまった方が楽だとも思ってしまうほどの恐怖に襲われた。