私の居場所



抱き締めてみたら




何て小さいんやろう。


こんな身体で…全部背負って。



年頃の女の子が遊ばずに毎晩…










「あのっ…」




「あっ…すまん。苦しかった?」



女の子は顔を赤くして首を横に振った。



「違うんです…こんなに優しく抱き締められたのは…初めてで…びっくり‥しちゃっうっ」



「どないしたん?!」




気づけば大きな瞳に大粒の涙を流しながら泣いていた。





「ごめっ‥なさい…ヒック」



今まで溜めていたもの全部吐き出すかのように泣いていた。





「謝る必要なんかない。自分は何も悪ない。今までよう頑張ったな?」



そう言い頭を撫でてやると。




「…へへっ。ありがとぉ」



涙が止まらないなか、ニコッと微笑んだ。




どきっ






こんな気持ち初めてだった。







俺はこの日





初めて恋をした。