………。
気まずい。
あれから大河さんは何も喋らず前を歩いてる。
私はその3歩後ろを着いていく。
きっとすごい怒ってるんだろうな。
「なぁ…」
ビクッ
急に声をかけられてびっくりしてしまった。
「……はい」
恐る恐る前を向くと
切ない瞳の大河さんと目があった。
私はどうしてこの人に
こんな顔しかさせられないんだろうか。
「今日はたまたまここで仕事あったから助かられたけど、もし俺が居なかったらどうなってたか分かるやろ?」
分かってる…
また…汚れた私に戻るところだった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…