私の居場所



え?


「お嬢さん、今晩のお相手は見つかりましたか?」



「は?」


振り替えるとニヤニヤしながら話しかけてくる若い男性が立っていた。


袖を捲った腕には刺青。




危ない人かもしれない。




「私、用がありますので…」



そう言って通りすぎようとしたとき



ガシッ



?!



「つれないなぁ…そう言わんと楽しいことしようや。金なら欲しい分だけやるって」



腰に手を回され引っ張られた。




「はっ離して下さい!」


前の私ならお金のためについて行ってただろう。



でも






今はもうそんなことしなくいいんだ。





「ええから、大人しくせぇ!」



ビクッ




男はヤクザのように怒鳴って腕に力をこめてきた。




「っ…」




恐怖で身体の震えが止まらない。



 
このまま抵抗し続けたら殴られそうで







男に着いていくしかなかった。