私の居場所



「俺は、知っての通り極道や。最低なこともやってきたし、裏の世界でいきてきた。でもな、俺らは絶対仲間を裏切らない」


そう言う大河さんの目は真剣で



仲間をすごく信頼してることがわかる。



私は今までずっと一人だった。



学校も行っていないから友達もいない。



だから、人との接し方が分からないんだ。



皆、こんな私を何も言わずに迎入れてくれた。



でも…





いつしか、人を信じるのが恐くなってしまった。



また…捨てられるのが怖くて…





「唯ちゃん」


名前を呼ばれて、振り返る。