夜風が気持ちいい。 東京とは違って空気が綺麗な気がした。 「寒ない?」 「大丈夫です。調度いいくらい」 ドキドキ… 二人っきりになると意識してしまう。 チラッと横を見ると月明かりに照らされた大河さん。 いつもの倍かっこよく見えた。 「いきなり知らん土地に来て不安やろ?」 ふいに話しかけられた。 「不安…じゃないって言ったら嘘になりますけど…」 不安… これから先、ずっとお世話になっていいのだろうか。