あれから、私は結構な時間寝てしまったらしく既に外は真っ暗だった。





「あー…やらかした」



人の家に転がり込んで、勝手に爆睡して…



私最低だ…!!


トントン


「?」


自分の醜態に頭を抱えていると襖を叩く音がした。



スッ



「疲れは取れた?」


「大河さん!」



襖を叩いたのは大河さんだった……って


ドキッ


大河さんはさっきまでの私服とは違う


着流しに着替えていた。


今までの雰囲気とは違って…




色っぽく見えてしまう。