「ここが唯さんの部屋です。部屋のもんは好きに使ってください。それじゃワシはこれで」
律儀に頭を下げて部屋を出ていった。
人は見かけによらないんだね。
部屋は和室ですぐ寝られるように布団まで敷いてあった。
「何から何まで…いいのかな?赤の他人なのに…」
それにしても、大きなお屋敷。
立派な旅館みたいだ。
「フワァ…」
気を使いすぎたせいか…
一人になったとたん、睡魔が襲ってきた。
「寝ちゃってもいいかな…」
ボフッ
布団に倒れこんで、そのまま寝てしまった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…