あれから、大河さんと他愛ない話をしていたらあっという間に駅に着いた。


~♪


歩いてると大河さんのケータイが鳴った。


「ごめん、俺ちょっと電話してくるさかい先行っとって」


私と勇気さんを残して行ってしまった。




「………」 



「………」




気まずい…




「おい…」




この気まずい沈黙を破ったのは勇気さんだった。