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ミカルは小さい時、森を駆けずり回って遊ぶのが好きだった。もっとも、父さんは森には行くなとうるさかったし、母さんは、ミカルのことをちゃんと羊の番をしてるいい子だと思ってたから、2人はそんなこと知らない。

そんなある日、ミカルがいつものように鳥たちを驚かしたり、ブルーベリーを摘んだりしながら、我が物顔で森を歩いていると、女の子の歌声が聞こえてきた。

おいで

鳥たちも りすも うさぎも

いっしょに歌いましょう

聞こえる?

お花たちに 森の木々

いっしょに踊りましょう

歌はね

淋しさなくす おまじない

踊りはね

みんなを笑顔にする 魔法

だから みんなで歌いましょう

だから みんなで踊りましょう