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目が覚めると、もうそこは夜の世界だった

花夢は夢のことなど、これっぽっちも覚えていなかった

でもなんとなく、胸があったかくて、少しドキドキして…


あれ、左手が重い
手首がひんやりする

なんだろう


見ると、そこには金の継ぎ目のない腕輪がはまっていた