色いろふらんぼわーず



闇?


ミカルは不信げに聞き返しました。


闇は僕たちを守ってくれているのだよ。どうして闇が悪いと言えるのだ?


アクバヤはしばらく考えて、ゆっくりと話し出しました。


この世界は、もともと光と闇が半分ずつに分けて交代で人々を見守ったいたのだ。だが、僕たちが生まれるよりもはるか昔に、ある日突然光がいなくなった。

光がいた時代は、どの種族も平等に生きていたのだよ。


ミカルの疑問は解決するどころか、アクバヤの話を聞いて、ますます増えていったのでした。